長野県長野市で子供向けジュニアドローン教室を開催しているドローンクロスです。
2025年3月19日は、アルピコドローンアカデミーで二等無人航空機操縦士【基本】実地講習2日目の講師業務がありました。
今回の方も無事に合格され、ほっと一安心です。
これまで数多くの講習を実施してきましたが、合否を決める修了審査(講習最後の実地試験)で合格する方に共通することは何だろうと改めて考えてみました。
修了審査の内容が分からない方もいると思いますので、少し触れておきます。
修了審査は100点の持ち点からの「減点式採点法」となっていて、二等の場合には最終的に70点の持ち点を確保していれば合格となります。
試験内容ですが、中身を細かく分解していくと下記の5つの試験があります。
① 机上試験
② 口述試験(飛行前点検)
③ 実技試験
④ 口述試験(飛行後点検及び記録)
⑤ 口述試験(事故、重大インシデント報告及びその対応)
この中で実際にドローンを飛行させて操縦技術を審査するのは、「③ 実技試験」だけなのです。
他の4つは、知識を問うものだったり機体に異常があるかどうかの点検だったりするので、操縦技術とは直接関係ないものも含まれています。
ですので、いくら実技試験の減点がゼロだったとしても、机上試験や口述試験で多く減点してしまうと不合格になる可能性があるのです。
前置きが長くなりましたが、先述の「合格する方の共通点」について改めて述べます。それは、
机上試験と口述試験をほとんど減点していないこと
です。
実技試験の減点基準は非常に細かく、わずかな操作ミスでも減点対象となるため、満点を取ることは容易ではありません。
そのため、机上試験と口述試験でできる限り減点を抑え、実技試験での減点をカバーすることが重要です。
実際、私が修了審査した二等資格では、机上試験と口述試験が減点無しで不合格となったケースはおそらくなかったと思います。
アルピコドローンアカデミーは、オリジナル資料の配布や受講生限定の映像視聴など、机上試験と口述試験で減点を最小限に抑えられるような実地講習に力を入れています。
講師として、受講者の方々にはできる限り全員合格していただきたいと考えています。そのため、これまでの講習経験を検証・改善し、講習の質の向上に努めています。
まだまだ未熟な部分も多々ありますが、受講していただいた方やアカデミースタッフのおかげでここまで出来ていると思います。
本当にありがとうございます!!
アルピコドローンアカデミーでは、3/31までにお申込みをいただければ受講料割引のキャンペーンを行っていますので、ドローンの国家資格取得をお考えの方はぜひ一度アルピコドローンアカデミーにご相談ください!
