長野県長野市で子供向けジュニアドローン教室を開催しているドローンクロスです。
2024年11月24日は、アルピコドローンアカデミーで二等無人航空機操縦士講習【限定変更】の講師業務がありました。
前回のブログ記事「ドローンショップトビウオ講師業務(2024.11.22)」のときに、昼間限定変更の試験条件(150ルクス以下の照度環境)に触れましたので、今回は目視内限定変更の試験内容について私が感じるところを少し触れたいと思います。
二等目視内限定変更の実技試験内容は「スクエア飛行」「異常事態における飛行」の2つがあります。目視内限定変更なので、求められるところは送信機のモニター画面だけを見てしっかり飛行(つまり目視外飛行)させるということになります。
実技試験内容の中で、ドローンスクールごとに指示や教え方が違うだろうなと思っている部分が一つありまして、それは「スクエア飛行で次の地点へ進む際のカメラ操作の仕方」です。
移動する際のカメラの操作パターンは2つあると思っていて、
① 次の移動地点(A地点など)をモニター画面内に常に捉え続けて移動する
② カメラを真下方向に向けて移動する
が挙げられると思います。
実施細則には明確にカメラ操作について書かれていないですし、採点基準にもこれはありません。
簡単なのは②です。なぜなら、二等ではほとんどが体育館で試験を行うと思いますが、体育館にはバスケットやバレーボールコートのテープや木目が水平・垂直になっているため、カメラを真下に向けてガイドとなるテープに沿って移動すればほぼ逸脱が無いからです。
①の場合には移動しながらカメラのチルトダウンを滑らかにし続ける必要があるため、少し難易度が上がります。
私は②のやり方を推奨していますが、他のドローンスクールではどのようにしているんですかね。
実技試験のやり方についての細かいところは意外とドローンスクール任せの部分が多いと思いますので、もう少しルールを追加していってもらえると、ドローンスクールごとのやり方の差が無くなっていくのだと思います。
国家資格制度が始まってまだ2年なので、これからもっと整備されていくことを期待しています。
ドローンの国家資格取得をお考えの方は、ぜひ一度アルピコドローンアカデミーにご相談ください!
